ヘアドネーションに必要な料金は?カット代、郵送代など詳しく解説

ヘアドネーションに必要な料金は?カット代、郵送代など詳しく解説

ヘアドネーションは、頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに髪の毛を寄付するボランティア活動です。「せっかく散髪するならボランティアをしよう」と考え、ヘアドネーションをする人もいます。しかし、ヘアドネーションをするのに実際どれくらいの料金がかかるのか、分からないままだと不安もあるでしょう。

本記事では、ヘアドネーションにはどれくらい料金がかかるのか解説していきます。

ヘアドネーションに必要な料金

ヘアドネーションに必要な料金はおもに「ドネーションカット料」、「ドネーションカット後のヘアカット料」、「封筒・袋代」、「郵送代」の4つです。それぞれ詳しく解説します。

ドネーションカット料

ドネーションカット料は基本的に無料です。ただしサロンによっては料金がかかる場合もあります。特定非営利活動法人Japan Hair Donation & Charity(通称 ジャーダック)のHPにも、「ドネーションカットはサロンによって料金・サービスが異なる」と記載されています。

ドネーションカットを考えている方は、サロンに問い合わせて料金がかかるのか、無料でカットしてくれるかを確認しましょう。

ドネーションカット後のヘアカット料

ドネーションカット後、ヘアスタイルを整えるためのカットにはサロンで設定されている正規の料金がかかります。ドネーションカットは髪の毛をまっすぐにバッサリ切るだけなので、そのままだと見た目が不自然です。そのためドネーションカットをした後に通常のカットをする必要があり、ヘアカット料金がかかります。

封筒・袋代

寄付するための髪の毛をカットしてもらったら、その後は自分でヘアドネーションを受け入れている各団体に送ります。サロンや美容室が代理で髪の毛を郵送することはできません。団体に送るための封筒代は自費となります。

また、切ってもらった髪の毛を入れるためのビニール袋も必要になります。これは髪の毛をサロンから持ち帰るときや団体に送るときに散らばらない・雨に濡れないようにするため必要です。ジップロックなどチャック付きのものが一番好ましいですが、普通のビニール袋でも口を閉じれば問題ありません。(ただし「スマイルプロジェクト」と「つな髪」という団体に送る場合は、できるだけビニール袋やティッシュで包むなどの過剰梱包をしないようにと記載があります)

郵送代

各団体に髪の毛を送るための送料も自費になります。着払いや料金不足だと受け取ってもらえません。とくに、自分で切符を貼って送る場合は、よく料金を確認してから送りましょう。ジャーダックでは追跡ができることからレターパックが推奨されていますが、もちろん普通郵便で送ることもできます。

料金は発送方法によって異なりますが、推奨されているレターパックの場合は以下のとおりです。

  • レターパックプラス 全国一律520円
  • レターパックライト 全国一律370円

レターパックなどに切った髪の毛を入れ、ヘアドネーションの活動を行っている団体宛に郵送しましょう。送付後、ジャーダックの場合には「デジタル受領証」というものが送られてくるため、受領証を受け取った段階でヘアドネーションが完了することになります。

すべてのサロンでドネーションカットをしてもらえるとは限らない

ヘアドネーションに賛同して団体に登録しているサロンも多くありますが、すべてのサロンが賛同しているわけではなく、ヘアドネーションに反対しているサロンもあります。そもそもヘアドネーションは「ボランティア」なので、それは仕方のないことです。

賛同していないサロンの場合、ドネーションカット料がかかったり、そもそもカットをお断りされたりするような可能性があります。仮にカットをしてくれることになっても、ヘアドネーションについて知識がないとカットに失敗してしまう恐れもあります。そのため、ドネーションカットをお願いする前にサロンに「ヘアドネーション用のカットをしてもらえるか」の確認をとるようにしましょう。

作られたウィッグは子どもたちにいくらで届く?

カットしてもらった髪の毛はウィッグになって子どもたちの元に届きます。ヘアドネーションはボランティアのため、ウィッグ自体が有料で販売されることはなく、受け取る側の負担はありません。ただ、後から好みの長さにカットする場合はその分の調整カット料がかかります。また、店舗で受取る場合の交通費や郵送代も受け取る側の負担です。

まとめ

ヘアドネーションにかかる料金は「ドネーションカット後のヘアカット料」「封筒・袋代」「郵送代」で、ドネーションカット自体は無料でしてくれるサロンが多くなっています。基本的にはそれほどお金をかけずにボランティアとして参加することが可能なので、気軽な気持ちで参加してみるのもよいでしょう。

病気などさまざまな理由で今もウィッグをまっている子どもたちは大勢います。少しでも多くの提供が必要になるので、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。

「HAIR RESORT VIVO」はヘアドネーション賛同サロンです。「ヘアドネーションをやってみたい」「ヘアドネーションについて詳しく知りたい」という方は、ぜひ一度当店までお気軽にお越しください。

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